スタッドレスタイヤの特徴・構造

車種別おすすめタイヤ

サマータイヤと、スタッドレスタイヤって一体なにが違うのでしょうか。

正直、そんなのわからないですよね。
冬に雪道で使えるのが、スタッドレスタイヤ。
それ以外がサマータイヤでしょ。っていうのが本音ですよね。

しかし、サマータイヤとは違うところ3つ紹介しようと思います。

・深い溝

スタッドレスタイヤの表面にはサマータイヤよりも深い溝がほられていることにより、この溝が積雪路で雪を噛んで圧縮し駆動力を増しています。

・サイプ

スタッドレスタイヤの溝を構成しているブロックにサイプと呼ばれる細かい溝が切られています。
氷上の表面の水膜をサイプ内に取り込む効果があり雪上ではブロックとサイプのエッジで路面を引っ掻きグリップ力を確保しています。

・コンパウンド

スタッドレスタイヤに使用されているゴムは通常のタイヤと異なり低温でも柔軟さを失わず、常温でも溶けない特殊な作りとなっています。
また、メーカーによって独自の工夫が凝らされており気泡を含ませグリップを向上させたりガラス繊維やクルミの殻などを練りこませ引っ掻き効果を持たせたりと様々なものがあります。

深い溝というのは、言葉の通りですので、
サイプから、より詳しく説明ができればと思います。
今回は、国産メーカーさんを中心に紹介していきます。

各国産メーカーのサイプの工夫

ダンロップタイヤ

MAXXシャープエッジ

ダンロップ独自のサイピング技術「ミウラ折りサイプ」のサイプ幅を25%細くした「新ミウラ折りサイプ」採用によって、エッジ成分が増した「MAXXシャープエッジ」を新開発。
ブロックの倒れ込みを抑制することで接地面積を拡大、そして増加したエッジがアイスバーンをしっかり引っかくことで氷上のブレーキ性能を一段と向上させています。

トーヨータイヤ

新吸着3Dサイプ

サイプ内の内側に空洞を設けブロック全体を均一に接地するように設計。
また、サイプの閉じ込みを抑えることで吸水性を最大限に発揮させ制動時に高いエッジ効果を生み出します。

ブリヂストンタイヤ

Wシェイプブロック

路面を「ひっかく」「とらえる」の両機能を、バランス良く向上しました。

 

マルチアングルグルーブ

ラグ溝(横溝)を従来より増やすことで、雪を「つかむ」・氷を「ひっかく」機能を強化し、氷雪上での力強いグリップを発揮します。

各国産メーカーのゴムの工夫例

ダンロップタイヤ

超密着ナノフィットゴム

ダンロップ独自の新素材開発技術を駆使して開発されたナノフィットゴム。
高密度シリカと新開発の軟化剤を絶妙に配合することによりゴム全体は剛く、接地面だけを柔らかくすることに成功。
マクロレベルでのブロック剛性を高め、またアイスバーンのナノレベルの凹凸にしっかり吸着し氷上でのブレーキ性能を大きく向上させています。

しなやか成分[液状ファルネセンゴム]

株式会社クラレがWINTER MAXX 02用に専用設計した新素材。
ゴムと軟化剤の2面性をもち低温下での密着とゴムの柔らかさ維持に効果を発揮する。

高密度ゴム

従来のスタッドレスタイヤではゴムの中の混ぜ物とゴムの境目に力が集中しゴムが破壊され摩耗が進行しやすくなっていたが混ぜ物のない高密度のゴムを使用することにより、摩耗の発生を抑制しライフ長持ち性能も向上しました。

トーヨータイヤ

NEO吸着ナノゲルゴム

“吸水”“密着”“ひっかき”3つの効果が同時に、瞬時に機能する「瞬間」スタッドレス。水膜を瞬時に吸水・除去する「NEO吸着ナノゲルゴム」がアイス性能をさらに進化させました。※「NEO吸着ナノゲルゴム」には水膜を瞬時に吸水・除去する新素材「NEO吸水カーボ ニックセル」を配合。

ナノゲル

路面の凹凸に常に密着するしなやかなゴムもスタッドレスタイヤには不可欠な要素。
ナノゲルは氷点下でもゴムの柔らかさを保ち、路面への密着性をより一層高める働きをします。

鬼クルミ殻

氷を直接ひっかくことはグリップ力を得るための効果的な方法。
トーヨータイヤが20年以上培ってきた独自の技術である鬼クルミ殻は氷をしっかりとらえ、優れたアイス性能を発揮します。

ブリヂストンタイヤ

アクティブ発泡ゴム2

水路の表面を親水性※素材でコーティングし、気泡の内壁に沿って水を入り込みやすくすることで、タイヤが滑る原因である路面の水膜を積極的に除去する「アクティブ発泡ゴム」がさらに進化。粒径の小さいシリカと増加させた「摩擦力向上剤」の配合により、トレッドゴムが氷路面にしっかりと接地し、グリップ力を大幅に向上させました。

温度変化コントロール

RCポリマー採用により温度によるゴム性質の変化を抑制。
氷雪上での性能とドライ路面での性能を両立させます。
また、ウェット路面での性能向上に寄与するシリカを配合しました。

 

 

国産メーカーさんの技術ですと、上記のようなもので、スタッドレスタイヤを作っております。
こういった技術が洗練されていき、また新しいスタッドレスタイヤが出てくるという好循環がすごいですよね。

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